犬の痴呆症

犬にも痴呆症があります

人間に痴呆症があるのと同様に、犬も痴呆症になります。犬の痴呆は、平均的には13歳ごろから現れはじめます。犬種では、柴犬などの日本犬が痴呆になりやすい傾向にあります。

痴呆症になると様々なことが見られるようになります。例えば、ぼんやりすることが多くなり、飼い主の呼びかけに反応しないようなことがあります。生活がリズムが悪くなり、昼夜が逆転するようになります。

その他にも食欲旺盛であるにもかかわらずやせたり、おしっこを漏らしたり、徘徊するような行動も見られます。こにょうに人間の痴呆症と似たような行動をするのも特徴です。

このような行動を自分の愛犬がとるようになると、ショックを受ける飼い主の方もいらっしゃいます。もしあなたの愛犬がこのような症状が見られた場合は、痴呆症の疑いがあることは頭に入れておきましょう。

愛犬が痴呆症になったら

あなたの愛犬が痴呆症になったらどうしますか?実は痴呆症は老化の最終段階といえます。また残念ながら痴呆症は簡単に治療で治せるようなものではありません。

もし愛犬が痴呆症になったのなら、今まで家族のようにずっとかわいがってきた愛犬の面倒を見てみたいと思われるでしょう。痴呆になるとこの愛情を注ぐことはとても大事なことです。

犬が痴呆症になると、犬自身も自分の体の変化に対して不安がいっぱいになるものです。飼い主としては愛犬の心の不安を和らげるように交流を持ちたいものです。

また飼い主自体もショックからパニックになってしまう場合があります。飼い主自身も犬が痴呆症になったことを受け入れ、できる限りのことをしてあげることが大事ではないでしょうか。